2016年1月21日木曜日

作業の時間? 思考の時間? 仕事の時間はどっち?

かつて製造の現場では人が多くの作業を行い製品を生み出していました。

そこで生産効率を向上させるために、作業測定が盛んに行われていました。

流れ作業では、左から流れてきた仕掛品を左手でとって右手でネジを嵌め、右手でとった電動ドライバーで締めて右に流す。

この一つ一つの作業をストップウォッチで計測し、電動ドライバーにネジがついていたら何秒短縮できるます。

そして、時間あたりの生産増加は生産効率の向上となります。

さて、ナレッジワークにおいても作業は存在します。

したがって、何に何分掛かっているのか測定することからも価値がありますが、思考している時間を測定することには二重の困難があります。

一つは、外から観測できないこと、もう一つは時間と思考には複雑性があることです。

要は、思考に時間を掛けるのがよいのか、掛けないことがよいのかは人や状況によって違ってきます。


「思考の時間」は、現在の労働基準法とあまり相性が良くありません。

また、残業やワークライフバランス、ブラック企業などの社会問題にもつながってきます。

一方で、未来工業の社是「常に考える」は、企業業績の原動力だけでなく、同社の「残業0」「労働時間の短さ日本一」とも深く関わっていますから「思考の時間」と「仕事の時間」は常に相性が悪いわけでもなさそうです。

思考が価値を生むということの組織全体コンセンサスに「思考の時間」と「仕事の時間」を考えるヒントが潜んでいそうです。


考えよう

0 件のコメント:

コメントを投稿