2018年3月25日日曜日

疑似相関に気をつけなはれや!

疑似相関をwikipediaで調べると、「2つの事象に因果関係がないのに、見えない要因(潜伏変数)によって因果関係があるかのように推測されること」と出てくる。

しかし、相関からはそもそもの因果関係はわからないので、そもそもこの説明は間違っているね。

さて、「相関」は、2つの事象の間にどのような関係性があるのか説明する場合に使われる。

例えば、英語の成績が良いことと、数学の成績が良いことの間に相関があると言う場合、英語の成績が良い人は、数学の成績も良いことが推察される。

ある出来事と他の出来事の関係から、その背景に何が潜んでいるのか考えることは「なぜ?」を理解する手掛かりだ。

成績の場合、知能指数や学習態度、学習環境などが考えられる。

教育投資額も関わっていそうだ。

つまり、因果で考えると様々な可能性を仮説立てて検証していかなくてはならない。

相関はその仮説を生むための入り口だよね。

一方、疑似相関は、仮説が生まれない、データ上の見せかけの関係性ってことだ。

仮説検証のない相関は、入り口からまだ一歩も踏み入っていない状態なのだ。

ただ、この仮説というのも怪しくて、結局は事象を取り巻くコンテクストにおいて説明がつくのか否かということであったりする。

だから、時に説明がつくから相関だ、と言う都合の良い結論を持ち出す場合もある。

「○○をやると△△になる(なった)、だから○○をやろう」と言うのは大概、都合の良い結論の用い方だね。

気をつけなはれや。


桜と幸せの相関 だから桜を見れば幸せになれる?







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