2018年5月31日木曜日

心に刺さる問い「あなたにとって家族とは何ですか?」

先日、是枝監督が「万引き家族」という映画で第71回カンヌ国際映画祭で最優秀賞にあたるパルムドールを受賞した。

まさか、これを予期していたわけではないと思うけど、今日の法政大学長岡教授のカフェゼミで『移動する「家族」("Families" on the move』を観た。

大橋香奈 さん(慶應義塾大学 政策メディア研究科 博士課程)の研究である。

「移動」する5人の家族について、観る人によってはアートや演劇の印象を受ける30分ほどのドキュメンタリー視聴と対話のあと、長岡教授のラップアップで取り上げられたのが、”ピンとこない世界に共感する”ことの難しさと、それがダイバーシティにとっても大きな問題であることへの言及だった。

え?家族ってダイバーシティなの?というくらい最初、僕には新鮮に聞こえたのだけど、正確には、「家族観の多様性は、ダイバーシティの一部」という話を聞いてなるほどなと思ったよね。

「万引き家族」も、特有な家族の話がまず映画を観る人にとっては新鮮なものと映ったことだろう。

それは僕の家族観じゃなく、誰かの家族観であって、確かに僕にはピンとこない家族観だ。

だからそれを伝えるためには映像が効果的だ。

逆に言えば、映像や記述などからでないと他人の家族観を知ることは難しい。

そういう、内在する固有性に気づくことでダイバーシティの意味はグッと変わってくるよね。

是枝監督がダイバーシティをどれだけ意識して家族をテーマとした映画を撮り続けているのか知らないけど、秘境の映像と同じくらい、他人の家族観は観る人にとってとても新鮮であることを知っているのだろうね。

では、「家族」とは何なのか。

大橋さんから配られたこの問いに僕はかなり唸っていた。


家族である





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