2018年5月5日土曜日

学び方の守破離

僕は「学び」の専門家ではないけど、学び方に関しては色々な経験を持っている。

僕以外の人はきっと、もっと色々な経験を持っているだろう。

さて、学び方の一つに「師から学ぶ」があるよね。

師弟関係で物事を習熟する「学び」で、「守破離」という言葉が良く登場する。

徹底的に基本を身につけ、そこから自分らしさを発揮し、そして自在に新たな自分の流儀を打ち立てる過程を漢字3文字で表す言葉だ。

非常に簡潔で分かりやすいのだけど、実際には、もっと細かな段階が待っているね。

例えば、「守」だけど、基本を身につける中には、状況に応じる基本も含まれているから、同じ状況で常に同じ力を発揮するだけでなく、異なる状況でも同じ力を発揮できることも含まれているのだろう。

つまり、模擬的基本だけでなく、実践的基本がある。

実践的基本が何かと言えば、それは「場数」だ。

運転免許で言えば、場内コースと路上コースの違いに相当する。

師の指導を仰ぎながらも実践を通じて基本を身につけるわけだけど、「独り立ち」が必須のことを学ぶのであれば、教官が同乗していない路上コースの訓練も必要なのだ。

この状況で、師の主たる役割はインストラクション(転移)からリフレクション(内省)に移行するのだけど、「守」の次に来る「破」の関係性も絡んで来始めるのでちょっと難しい。

つまり、師の影響力(拘束性)が及ばない場所で、弟子が自走していくので「守」が中途半端になってしまう危険性があるのだ。

で、ね。学び方の「守破離」においても、結局は、師弟関係という人対人の相互信頼が前提になっているのだよね。


もうすぐ夏



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