2018年7月1日日曜日

「成長」って何だろう

僕は人が成長と感じるものは全てが成長なのだと思う。

ただ、「成長とは成長と感じられるもの全てである」という定義は明白なトートロジーだよね。

だから、もう少し「成長」の定義を考えてみよう。


さて、「成長」は人間だけのものかと言えば、そんなことはない。

「成長」という概念を持っているのは人間だけかもしれないけど、生き物は全て成長する。

そして、「成長」を感じているのだ。

例えば、鳥の巣立ちを考えてみると、一定の体力、能力を身につけたとき、雛も親鳥もそれまでと違う行動を取り始める。

そこには本能に埋め込まれた自己および他者認知と行動変容のプログラムがあるように感じられる。

この本能から自分が知り、他者が感じるものが「絶対的な成長」であろう。

このような生物学的な成長に対し、人間が「成長」と捉えるものはもう少し複雑に思える。

それは、自分の状態と他者や社会の状態を比較して捉える「相対的な成長」だね。

相対性理論と一緒で、自分の成長スピードが一定でも、周囲の成長がそれよりも早ければ「成長していない」と感じられるのだ。

”大学を卒業するのに大人になっていない”みたいなケースがそれに該当する。

この「相対的な成長」は、比較対象によって成長度合いが変わってしまう。

共通の成長のものさしとしては不適切なのだけど、実態として非常に多くの場面で用いられているよね。

ある人は成長したと言い、ある人は成長していないと言うケースがこれだ。


以上を踏まえてもう一度「成長」の定義を考えると、

「成長」とは、生来的もしくは後天的に備わる、絶対的尺度または相対的尺度によって自己もしくは他者から測定される認知可能なプラスの変化

となった。


目に見える成長と見えていない成長






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