2023年8月2日水曜日

AIの時代の人間のありかた。chat GPTに問われたらあなたはどう答えるのですか?

 協働という創発の力によるプロフェッショナリズムの融合とその結果

私の師匠の故青沼吉松教授は著作組織と人間のはしがきに以下のように明快かつ大胆に、人間が組織化することと人間のプロフェッショナ化による産業社会の可能性について、論述していた今日、AIとネットワークによって脳が拡張され協働のあり方が大きな変節点を迎えるにあたりこの、師匠の言葉をアップデートする必要が出てきているのかもしれない。

以下はしがきより抜粋した。

工業化は近代文化の物質的側面を示す用語として受け取りことが出来る

生産性向上という果実をもたらす産業技術の高度化を、それは意味しているこのような工業化を可能にした条件として人間の協働形態における発展があげられなくてはならない。ここに組織の問題が出てくる。組織は協働の高度化された形態であるということが出来る。工業化や組織化を推進することができた人間能力に着目するとプロフェッショナリズムという問題にぶつかる。そして、この問題を突き詰めると人間のあり方についての反省が迫られるようである。

工業化の先進国たるイギリスにおいて、その初期には科学的研究と産業的実践は交わらない並行線上をたどっていた。アダム・スミスが高等教育を非生産性としたときこの事情が物語られていたのである。当時科学はいまだ未熟であったのでその実用化に踏み出すまでに至っていなかったし。産業は科学を吸収しうるまでに発達していなかった。したがってその後科学と産業が発展してくるにつれて、両者の交流がしだいに目立ったものとなってくる。産業が科学的知識の応用分野になると、正規の高等教育を受けたひとびとが推進主体として注目される。かくて教育の生産性重要性が協調され教育投資論が登場係するに至る

産業におけるプロフェッショナルとは、科学的知識を用いながら産業に従事している人をさす、このなかで目立っているのは自然科学的知識を手がかりとする技師であり。社会科学的知識にもとづくプロフェッショナルの影はうすい。しかしながら企業組織が拡大しかつ複雑なものになってくるとそこでのオーガナイザーの役割はアマチュアの手に負えなくなってくる。さらに大企業をめぐる諸利害の対立を調整するのに高度な知識が必要になるこれらの問題に対処するために要求されるのは、社会についての科学的知識であるプロフェッショナリズムは技術的な側面だけではなく。経済的なそれへも導入されなくてはならない。大量生産時代を切り開いたのは技術力というよりもむしろ組織力であるといった議論も出ている、これを肯定すれば社会科学的知識によるプロフェッショナルにもっと注目しなくてはならないということになる

因みに師匠は、プロフェッショナルとは、線形に熟達する人ではなく、自己の信念をも解きほぐして更新出来る人であると述べていた、