2023年8月5日土曜日

認知科学的占星術生年月日のひ・み・つ。

 識別性があってまず基本的に忘れず正しく答えられる照合可能なユニークな数字本人確認で問われる生年月日はそういうことだ。まあ、ネットの技術で言えば暗号鍵っていうことだよね。でも、占いでは生年月日出生時間は、その人が生まれ出た瞬間の星の並びが及ぼす決定的な影響ということになる。かなり運命論的な考え方だ。しかし認知科学ではその人の認知に影響を与えるのは状況のリソースと経験のリソースということになり、認知的変化は運命じゃなく創発(還元不能意図不在な現象)である、だから、生年月日は状況リソースであると言えなくもないけれど創発を否定するような運命論にはやはり賛同できない。しかし。こと人間関係に限れば、同じ暗号鍵をもつ者同士の出会いという状況は運命的な心象を創発することは間違いない、生年月日には間違いなく類似性の吸引効果があるのだ。同じ生年月日の人にはそうでな人に比べてより惹きつけられるのだ、同じような効果は、出身地(同郷)や卒業校(同窓)でも確認される。自分と似ているというメタ認知が他者の人格を肯定的に類推する、そう確証バイアスでしかないのだけれども、誰にでもあてはまりやすいバーナム効果もある拭い去りがた認知現象なのである。要するに、認知科学でみれば占星術の論拠を支持することは出来ないけれども、現象面からは否定できない現実のメタ認知リソースなのである。人の心を創発させる便利な暗号鍵。生年月日こそが真のマイナンバーなのかもしれない。

運命の人になっとるorz・・・がっくし。