2021年6月7日月曜日

協働を分断する思考とその行きつく先

新型コロナウイルス感染の対策、東京オリンピックなど、国の行政に限らず、東芝の社長交代など民間においても組織的な人の動きは時に大きな困難を迎える。

端的に言えば、意見が対立し相互に不信と非難が表面化する瞬間だ。

では、なぜ対立した思考が浮かんでくるのだろうか。

僕が思うに

  1. 異なる結論を正解であると信じる
  2. 相手に対抗した自己イメージを形成し執着する

と、概ねこんな流れがあるのかもしれない。

プロジェクトマネジメントではコンフリクトへの対処を「予防」と「対応」でコントロールする。(参照)

有期で目的が明確であればプロジェクトとして管理できるかもしれないけど、残念ながら冒頭のケースは期間が流動的だし、タックマンモデルで言うところの動乱期を脱することができていないように思える。

さて、プロジェクトマネジメントではコンフリクト発生時の対応策を
  • 撤退・回避
  • 鎮静・適応
  • 妥協・和解
  • 強制・指示
  • 協力・問題解決
と整理している。

しかしその前提は、目的とは別に、「協働することはよいことである」という信念をステークホルダーが相互かつ全体で共有していることであろう。

信念は、多様な人が連携して目的に向かっているとき常に自動的に沸き起こる他者に対抗する自己イメージの思考と向き合う姿勢だ。

そして信念が伴わないと何が起きるのかは3つのケースが教えてくれているよね。


人馬一体