僕は昔、日本一の研修を受けたことがある。
研修開発者であり講師の方が日本一と言っていたので間違いない。
なぜならその方は大変な勉強家で様々な研修を研究して1泊2日のオリジナルコンテンツを作っていた。
僕は無理やり実施をお願いし、たった1泊2日で当時最先端の要素が組み込まれた研修を受講することができた。
その時も思ったけど、今、振り返っても非常によく出来た研修だったと思う。
さて、僕は会社の仲間たちとその研修を受講した。
しかし、仲間たちの研修後の評価はそれほど良くなかった。
そこにはいくつかの要因があったのだけど、受講中の反応も気になることが多かった。
受講者の態度ってちょっと気にするだけですぐわかるよね。
態度を前向きに変えることも研修に課せられた役割なのかもしれないけど主体的な受講でないのは必ずしもコンテンツや講師のせいだとは言えないと思った。
その理由は研修を終えてしばらく経つとよりよくわかるものだ。
結局、普段の仕事ぶりと受講態度って同じなのだ、とね。
心理学で言う「態度」は、価値信念要素、感情要素、行動傾向要素で構成されるけど、1泊2日でこれらが変わることはまず無い。
「態度」を変えるには研修での気づきや発見から持続的に経験学習を続けていく必要がある。
僕は結果として人材を成長させたと言われる計画的偶発性や修羅場体験も経験学習の一種だと考えていて、日本一の研修を受けても日本一の人材や組織になれないのは、要するに経験学習サイクルが個人として、そして組織としてしっかりと回っていないからなのだと思う。
回ってる?