先日参加した
ユトレヒト大学コルトハーヘン名誉教授のリフレクション・ワークショップで学んだコア・リフレクションを実際に使って見ました。
実施した場面は、社内の1対1のプロジェクトMTGです。明日行う顧客との会議の準備だったのですが、MTGの相手であるPJリーダーに以下のような2つの課題を感じていました。
1.顧客要望の本質理解が足りていないのではないか
2.我々のゴールはどこにあるのか
そこで、MTGの相手であるPJリーダーと現在わかっている事実をすべて書き出して、顧客要望をまとめて討議したのですが、どうも理解が深まりません。むしろ、モヤモヤ感が増すばかりです。
一方、我々のゴールも同じです。「上下するエレベーター」を使って、Thinking、Feeling、Wantingに問いかけてみたのですが、「すべきこと」というThinkingからなかなか抜け出せず、せいぜい「すっきりしない」というFeelingまでしか到達できませんでした。
もちろん、リフレクションを促している私の力が足りていないことには気がついていますが、Wantingに関しては、より深いリフレクションが必要に感じられたのです。
そこでコア・リフレクションを行いました。
正直、難しかったです。リフレクションを促している相手は、リフレクションのフレームを知りません。その相手に対して、どうやって促していけば良いのか、ワークショップでの学びを思い出しながら問いかけを行ったのですが、一向にコア・クオリティに至りません。
さて、どうやって問いかけようか・・・迷いが深まります。
このとき思い出したのが、コルトハーヘン教授がデモンストレーションで見せていた「視線」です。ペアでワークをしていた時、教授は部屋を巡り、近くに来た時に顔ではなく、瞳の奥を覗きこんでいました。(最初はちょっとドキッとしましたが)
コルトハーヘン教授は、ワークショップの中でゲシュタルトに言及されていましたが目の奥で起きる変化を見ていたのだと思います。
それを真似て、短い質問の中で、相手の目に起こる変化を手がかりにコア・リフレクションを進めたところ、なんとか、コア・クオリティに届いたように思います。
MTG終了後に、リフレクションの結果に関するメモを作成し、本人に渡しました。自分のためのメモだったのですが、下手な促しだったので、メモを通して当人のピントがもう少しクリアになってくれると嬉しいです。
うまくリフレクションを促すことが出来たのか、まずは、明日の会議で感触を得られるでしょう。
コア・リフレクションを行ってみて、リフレクションとの関係性もなんとなく体感出来た気がしました。また、行為の振り返りのなかで、
1. Acceptance from the beginning.
Then you can go deep.
2. Acceptance / Empaty in the whole process.
3. Naming feeling helped.
Naming other feeling.
4. Generalization (Important phase 3)
の4つが大切であることもよくわかりました。
”「考えなさい」と言った人ではなくて、考えるということを本気でさせた人が一番偉い”
時実利彦先生の言葉として大村はまさんの本で紹介されている一文が身に沁みた今日一日。リフレクションの促しも、コア・リフレクションの促しも自然の流れで出来るようにこれからも実践していきたいと思います。
あしながおじさん