人だけでなく動物を見ていてると、足取りの軽さ重さが良くわかります。
我が家の愛犬は、バナナが大好きなのですが、以下のように少しゲーム的にあげ方を工夫しています。
1.手からはあげない
2.欲しがってもすぐにはあげない
3.数回に分ける
4.サプライズを演出する
1に関しては、必ず食事用の器に入れてあげるようにしています。2に関しては躾のつもりです。そして、重要なのは3と4です。まだ次があるのでは、という期待に対して成果が伴うのですが、成果が常にあるわけではなく、数回に1回、具体的には約5回に1回と20%程度の確率で期待が叶うようにしています。それも、彼が一旦、食器から離れて見えなくなったときに食器に入れています。
これは、意地悪ではなく、もう高齢でボールにも興味を持たなくなった愛犬に少しでも元気でいてもらうための工夫です。
脳の中の快楽回路は、20%くらいの確率に対して一番活性化するという研究結果を参考にしたものです。
この方法でバナナをあげていて面白いことに気づきました。それは、彼の足取りです。
欲しがる時は興奮が入っているのですが、貰えるタイミングになると彼の行動は知的になります。
まず、欲しがる時は私にアタックしてくるのですが、貰えるタイミングになると、彼の集中は食器に向かいます。
そして、食器にバナナが入っていないことを確認すると、食器から離れ部屋を歩きそして戻ってきます。バナナを貰いながらその行動を何回か繰り返し、もう、奇跡が起きないことを知るとおとなしく定位置に戻るのです。
しかし、あきらめきれないときは、食器にスローに、そしき間近になるとクイックに向かいます。その様子を見ていると、彼の時間が一様でないことが推察されます。
期待が彼の行動を俊敏にしているのですが、私は彼が俊敏になることで時間をより多く使えるようになっているのだと気がつきました。
「急いで用事を片せば残りの時間を多く使える」ということです。
流れとしては、期待→俊敏さ→時間増 です。
この気づきをワークライフバランスに置き換えると、時間を配分するというワークとライフの二元論的、敵対的な捉え方でなく、時間を増やすという課題解決へのアプローチが見えて来ます。
さらに良い点は、ワークもライフも期待や希望があればそれぞれが時間を増やせるのです。そして増えた時間は何に使ってもよい時間です。
もちろん、考え方だけで全てが解決することはありません。
しかし、時間を有限なものとして奪い合うよりも遥かに解決の光明が見えると考えます。
足取りが軽くなる期待や希望をワークにもライフにも持つこと。
まずはワークとライフの足取りの軽さからチェックしてみましょう。
足取り軽く