そして、組織構成員には、変化への適応や先んじて変化を生み出すために、常に学習とイノベーションへの取り組みが必要となるわけですが、競争優位性を獲得するためには仕事の効率化、最適化を避けて通れないので余剰な労働時間は減る一方です。
また、人の知性・知恵と創造性の間には相関が見られないことも忘れてはなりません。創造性は経験から生まれませんから、創造的な態度と能力の開発が必要です。
この、学び続け、新たな価値を生み出し続け、無駄を減らし続けることは組織の中の一部の人の価値観やミッションでなく全ての「働く」ことの前提となっていることを日々の仕事において強く実感します。
とは言ってもそんな万能の人って居るのでしょうか?
条件として考えると現実的な人とは思えなくなります。
しかし、上手くやっている人は居ます。
どんな人達でしょうか。
ヒントを探して、「おとなの学び」に関するよく知られた理論をすこし挙げてみます。
経験学習サイクル - コルブ
経験 → 省察 → 概念化 → 実践
1. 自己概念と自立した学習への動機付けが必要である
2. 経験が学習活動の資源となる
3. 人生の発達段階に応じて学習への準備が形成される
4. 学習内容中心ではなく、問題・課題中心である
大人の学習条件 - 高木・竹内
主体性を保証すること
現実の問題を扱うこと
発話を伴うこと
アンラーニング・組織学習 - ヘドバーグ
組織の中に沈滞する、内外環境に照らして不適切になってしまったパラダイムやルーチンを認識し、解除し、新たな学習を行うレディネス(学習姿勢)を確保すること
これら理論の共通点は、学びと実践の同時性です。
そういえば、上手くやっている人は
”働きながら学ぶ”ではなく”学びのある働き”をすること。
を実践しているように思えます。
場が異なると仕事と学びを切り離して考えがちですが、上手くやっている人達の内面では統合されていることに気づくからです。
採用面接において、アルバイト経験の中から学んだことを語る学生は多いのですが、学びのあるアルバイトをしている学生はからは魅力を感じます。
”学びのある働き”をする。
シンプルですが、大切な問いです。
学びと働きを生き物は分けない































