以前、講演で社会人と新卒採用の関係を以下のようにMALL田中理事が語っていらっしゃいました。
1.誰でもかつて一度、経験している
2.再び経験する人は誰もいない
このような条件のもとで、「誰でも就活を語るが採用活動ならびに就活は毎年変化していて、「今」を語ることは出来ない」と纏められてことが記憶に残っています。(多少、間違って記憶しているかもしれませんが・・・)
このようなことは、成人の日でも言えるなぁ、と思い少し自分の20歳を思い返してみます。
自分が20歳は、1982年、早生まれだったこともあり大学2年から3年にかけての一年です。
1982年の出来事をWikipediaで調べ、割と記憶に残っているものを抜き出すと、
2月8日 - ホテルニュージャパン火災発生で33人死亡。
4月2日 - アルゼンチン軍がイギリスと領有権を争っていたフォークランド諸島を占領(フォークランド紛争勃発)。
5月8日 - F1・ベルギーGPでジル・ヴィルヌーヴが事故死。
9月14日 - モナコ公国のグレース・ケリー大公妃が自動車事故死。
9月22日 - 三越・岡田茂社長が取締役会で解任される。「なぜだ!」という言葉が話題に。その後背任で愛人とともに逮捕(三越事件)。
10月4日 - フジテレビ系『森田一義アワー 笑っていいとも!』放送開始。
10月13日 - NECが「PC-9801」を発売。
11月10日 - ソ連のレオニード・ブレジネフ書記長死去。後任にユーリ・アンドロポフ元KGB議長が就任。
11月27日 - 第1次中曽根内閣発足。田中派の7人入閣。
12月4日 - 米映画『E.T.』が日本で公開。のちに当時の日本と世界で史上最大の興行収入を記録。
12月 - 日本電信電話公社、カード式公衆電話、テレホンカード発売。
でした。
これらを眺めてみると、社会、国際、政治、娯楽、ITなどなど、幅広く関心を持っていたいたように思えます。しかしながら、問題意識や危機意識や強い動機をもってそれらの出来事に向き合っていたかというとそうではありませんでした。
一方で20歳の時の大きな判断といえば、ゼミの選択がありました。
経済学部で2年間学びながら、合理的経済活動を前提とした経済学の考え方に違和感を持っていて、経済学部ではちょっと異色な産業社会学組織論の青沼吉松ゼミを選びました。その頃は、先ほどの記憶に残っているような様々な社会の出来事を通じて、人の合理性に疑問を抱いていたのかもしれません。
幸いにも、入ゼミ試験に合格し、青沼教授がご退官される前の最後の青沼ゼミ生として送った2年が20年後のキャリア選択に大きな影響を与えたことを考えると、20歳の一年は、自分の仕事人生のプロローグと言えるのかもしれません。
どこまでも続くのです