そんな帯のついた「感情ことば選び辞典」という本を少し前に買った。
「ことば選び」は仕事の中でいつもとても時間が掛かり、それでもなかなかしっくりとこないものだから、本屋で見かけた時、すぐ購入したのだ。
この辞典、”愛(愛する)”から始まって”悪い”まで感情にまつわるおよそ200のキーワードで構成されている。
例えば、今、僕たちが置かれている新型コロナウイルスの状況”危ない”に関しては、「危機」「危険」「窮迫」「不用心」などのことばが並んでいて、使い分けて1つの文章が書けそうである。
感情的には”危ない”の連呼だけどね。
さて、”危ない”という感情には、”危ないことをしたい”という欲求、”危ないことにどう向き合うか”という思考、そして、”危ないことをしている”という行動などが伴ってくる。
さらに”危ないことをしたい”の背後には”それで皆の注目を集めたい”という本質欲求もあるだろう。
また現実には、「あの人は最愛の人の窮地を自らの危険を顧みずに救いに行く」と言ったように”危ない”が”愛(愛する)”や”悪い”などと組み合わさったり、行動の意識、無意識が混ざり合うのでニュアンスや文脈は膨れ上がっていく。
感情を取り巻く欲求、思考、行動、そして本質欲求、ロジカル−クリティカル思考、顕在−潜在意識、それら全体が僕たちの日々なのだ。
で、ね。そういった人の複雑さをシンプルに言語化することは本当に難しいね。
秀麗な桜の向こうに危機















