経営学習研究所 MALLのイベント報告です。
組織開発って?
計画的に組織全体を対象として組織有効性と健全さを向上させるため、計画的に介入を行うこと
(Backhard 1969)
歴史的に様々な系統があるらしいです。
Tグループ系
サーベイフィードバック系
ポジティブ系
要するに
「組織をWORKさせる計画的な働きかけ(WORK=機能的に動かす)」
①行き当たりばったりはダメ=診断に基づく問題解決
②打ち手は何だっていい
その背景にある世界観とは
断片化して多様性あふれる社会
境界が揺れ続ける社会
多忙な社会社会
不確実性の高い社会
1970年代に爆発的就航 2000年代にリバイバルそして今ブームみたいです。
ここまで、中原先生。
ここからYahoo! 吉田さんです。
12年7月に組織開発をはじめたそうです。
吉田毅さん モットーは 日本を元気にすること
以下、全社組織改革 と 各部門の組織開発 についての話です。
改革前夜 97年事業開始 15期連続増収増益
だが、
3つの変化 オープン化、ソーシャル化、デバイス ヒットサービスが出ない
そこで、
第2の操業 脱皮しない蛇は死ぬ 新しい事業戦略 それを支える組織改革 との論で
組織改革に着手 才能と情熱を解き放つ 「組織開発室、つくるから」
・・・・3ヶ月くらい不思議な仕事をやらされたのち呼ばれて↑
組織開発とは 組織をより機能させるプロセス と定義されているようです。
重要なイニシアティブ
1.コミュニケーションを改善する
改革のレバレッジポイント
上司ー部下間の関係性(フォロワーシップ) 現場一人一人の小さなリーダシップを連鎖させる
コミュニケーションの質/量両面での改善
イニシアティブ群
1on1 1週間に30分必ず
1on1アセスメント 本当に役立っているのか
コーチング研修
100人社内コーチ アセスメントの上位者に働きかけてもらう
1on1 とは
2500時間/W
経験学習サイクル(コルブ) 人材育成の根幹として考えている
主体性を育む
2.意思決定プロセスを改善する
国会から家族会議
小さなリーダーシップのカスケード
OPENな組織風土
Yahooが押さえられたかもしれないポジションをFBやTwiterに
意思決定プロセスを機能させるイニシアティブ群
組織のダウンサイジング
権限委譲
プロセスの見直し(8→2)
フォロワーシップの導入
ヤフーバリュー 課題解決って楽しい、爆速・フォーカス・ワイルド、バリュー評価(360°フォードバック)、社内広報(バリューバトン、ウィーク)
ES調査
3.ジョブアサインを改善する
仕事の固定化がもたらす負の遺産
異動こそ最大の人財開発(人は経験から学ぶ)
ジョブアサインを機能させるイニシアティブ群
人財開発カルテ 強み、成長課題、3年後の理想像、半年〜1年の経験デザイン、システム化 期首に入力 MBOと個人の希望を同じバンドに入れていく
人財開発会議 年に一度 部下一人一人の育成方針決定会議 具体的な次のジョブアサイン
3年任期制
ジョブチェン(社内FA)
ジョブフェア 5000人中2500人参加 ジョブチェン250名
組織開発とは、組織をより機能させるプロセス
関係性やコミュニケーションのありように着目
イニシアティブを重層にデザインする
PDCAの重要性 チェックする 組織開発の要諦 チェックできないものは避けた方が良い
様々問題を抱える現場に人事が何を出来るのか
1.ODコンサルチームの誕生
2.ヤフー流組織開発の4つのステップ
3.実例:ある開発部門での取り組み
改革の疲れ
伸び悩むES 半年ごと実施 2回目で横ばい
現場からのSOS
1.ODコンサルチームの誕生
インターナルコンサルの強み 信頼関係がある、背景理解がある、共通言語を持っている
組織診断という手法
2.ヤフー流組織開発の4つのステップ
契約、組織診断、活動、効果検証とフェードアウト
契約 TOPからのコミットメント(上手く行く最大の要因)、宣言の効果、変革チームの立ち上げ(継続性の問題)
組織診断 9つのフレームワーク(どういう形で問題が起きてくるか) プレインタビュー(30分7名〜15名) サーベイの設計 サーベイの実施と分析
プレインタビューで重ねてぼんやり見えてくるものでサーベイ
活動 (診断結果のフィードバックを行い)改善のターゲット設定 ゴール活動 具体的活動
効果検証とフェードアウト 効果の検証 改善の継続 フェードアウトという機能
3.実例:ある開発部門での取り組み
ある本部長と7名の部下の部長の激しい衝突 M&Aした会社 組織文化を残した会社に単身乗り込んだところ部下からクーデターの声が出た
本部長との面談
最初は拒絶 本人が上司(執行役員)と面談 やっぱりやってくれ
キーマンへのインタビュー
7人のキーマン
まず出てくるのは本部長への不満
その後、リソース不足(二極化)、戦略が不明確、組織のタコツボ化…
忙しすぎて教えられない→より忙しくて悪い方向、他の仕事を手伝えない
組織課題の9つのフレーム
1組織の進むべき方向性 戦略、ビジョン、目標
2構造 誰がやってもの上手く行かないこと 承認フローが破綻など
3リソース 人員配置、予算配分等
4関係性 上長との信頼関係、連帯性
5提供するサービス 顧客の評価
6組織風土
7外部環境への適応 顧客情報、競合情報などにあんてな
8内部環境 精度等
あれ?ひとつ足りない…
20設問 5段階 全件調査
サーベイ 即日集計 役職別集計 4つの課題が明らかに
戦略、権限委譲、関係性、キャリア(自分の仕事が無くなる不安)
社員 1〜8の問題がどうインパクトをあたえているのか
活動
本部長へのフィードバック
1on1
沈黙
後日連絡を頂く
合宿の実施
冒頭本部長の謝罪15分
戦略策定、競合にどうやって勝つのか
Androidアプリの次の戦略
終始、本部長沈黙、見守る
7つの取り組み
半年後
戦略の見直し
闊達な意見交換
5週連続
総括
信頼関係、背景理解、共通言語
俯瞰的に見る ひとつひとつのシステムサブシステムから構成されていて全体が機能不全になる
変革チームの立ち上げと伴走
4つのステップと9つのフレーム
何か一つやりとげる 信頼が無いと問い合わせがない 実績がないと信頼されない
本部長にエグゼクティブコーチをつけたらしい
組織開発っていろいろあるけど・・・
ここから 質問タイム です。
全体(人材マネジメント)に関する質問から部門に関するものへ
1on1を持続的に行う 物理的にこの曜日この時間 習慣化している
習慣化するのにどのくらい トップから言って早いタイミングで アセスメントをとったのは良かったかも
アセスメント 15設問 コーチングの基本をポイント 今期から変える 1on1はあなたのために役立ていますか? 7名程度の部下の評価
上司と部下なのでやりにくい という声もある
社内コーチの関わりのタイミング 1on1の場にアセッサーとして入る そしてじっと見てフィードバックする
ヤフーバリューを決めていくプロセス
ソフトバンクから声が掛かった 「努力って楽しい」ソフトバンク → 「
バリューの浸透のために工夫したこと バトン 若手で改革のあと抜擢された人を回していく
バリューの評価を導入したことで一気に浸透した
組織開発
変革チーム 皆さんの活動を支えるサポートだけど最初はリードしますよ いずれ居なくなります
人事 ジャッジ、支援、評価する仕事・・・ もともと現場に居たので受け入れてもらえているのではないか
言い難いこと 診断のパワー 一生懸命サポートしたいというスタンスを
社内コンサルの限界と可能性:気心がしれた関係なのでまあまあ・・・ 完全にドライではいられない
組織開発の喜び:やったことに対して誰かが感謝をしている姿をみていること 目に見える5000人の仲間がパワー
後進へのアドバイス 組織は人の集合なのでその人の立場にたって物事を考える 「人格」 が兼ねそらえる
そしてラップアップは中原先生。
まずは経験
経験から学ぶ 経験学習 理論=実践
経験と内省、そして行動(行為)のサイクル
これほど形骸化しやすいものはない
次にピープル
1on1ミーティング(僕もやっています)
コーチング
そして拠り所
Yahooバリュー
バリューを原に落としていくこと
共感し「協同的な問題解決:
契約 診断 フィードバック 施策 評価 診断モデル
しかし内部は
事情やこんてきすとがわかる
共通言語も知っている
現場に刺さる「協同的な問題開発」が可能
一緒に考えましょうよ
素手で問題解決が出来るか
サーベイが何故必要か
大人は数字が無ければ動かない
人は鏡がなければ自分がみえない
しかしサーベイは万能ではない
サーベイには「場」が必要である
それには解釈し話し合う場が必要である
サーベイならどこでもやっている
でもそれは解釈されているか?
それで内省しているひとがいるのか?
爆速