ビジネスモデルにおける価値提供の設定をバリュー・プロポジションと言います。カスタマー、プロダクト、プロセスの3つが良く知られていますが、現在はソリューションも重要なバリューとなっています。それぞれのバリューとCSF(重要成功要因)を簡単に整理すると以下の通りです。
バリュー・プロポジション
カスタマーオリエンテッド
CSF:緊密な顧客関係
顧客像:ニーズに合わせたきめ細かな特別サービスを提供して欲しい
ソリューションオリエンテッド
CSF:解決力の優位性
顧客像:課題解決の支援が欲しい顧客
プロダクトオリエンテッド
CSF:製品の優越性
顧客像;機能・性能が優秀な製品が欲しい顧客
プロセスオリエンテッド
CSF:業務の卓越性
顧客像;低価格で迅速に納入してほしい顧客

このバリューの設定をいい加減にすると、事業の軸がぶれ、優先順位や判断が場当たりになります。現在のビジネスでは、ハイブリッドでバリューを提供する必要がありますがこの整理のないマネジャーは本質課題の定義が出来ないため中長期的に組織に悪影響を及ぼします。
例えば、事業のなかで必要とする人材の採用、育成、活用において、バリュー・プロポジションによりモデルが異なることは明白です。しかしながら、多くの場合、あれも、これもと積み上がって、出来たモデルが何でもの出来るスーパーマンみたいなことになってしまいます。
バリュープロポジションに対応した人材像は以下の通りです。
カスタマーオリエンテッド
人材像:おもてなし(したく、しつらえ、しかけ)が出来る
ソリューションオリエンテッド
人材像:リーダーシップと適応的態度、本質を問い要するに(結論)がある
プロダクトオリエンテッド
人材像:創造的態度、強い独創性、固有の視点と協働体験から学ぶ
プロセスオリエンテッド
人材像:高度な専門性、緻密、徹底、連携、合理性の高い
もちろん、これ以外にもそれぞれに仕事上必要とされる「知能レベル」(たくさんの文章やデータを短時間で理解しなければならないなど)「言語」(英語での商談)などがあります。
さらに、マネジメントやマネジメントに関わる部門では、グーグルのオキシゲンエイト(下記参照)に見られるように「メンバー(社員)の今・未来に対して積極的で、対話を行い、具体的かつ明快な意志と仕事のツボを押さえる」という行動が求められますから上記のバリュー・プロポジションにプラスの人材像が必要となります。
In order of importance the 8 top behaviours of managers are:
1.Be a good coach
2.Empower your team and don’t micromanage
3.Express interest in team members’ success and personal well-being
4.Don’t be a sissy: Be productive and results-oriented
5.Be a good communicator and listen to your team
6.Help your employees with career development
7.Have a clear vision and strategy for the team
8.Have key technical skills so you can help advise the team
In addition they identified 3 key manager pitfalls:
1.Have trouble making a transition to the team
2..Lack a consistent approach to performance management and career development
3.Spend too little time managing and communicating
嵐のまえの静けさか