2017年9月1日金曜日

何を学ぶ? 誰から学ぶ? 誰と学ぶ? 学びのチカラ

以前、人事関係で有名な某大学某教授のゼミ生が採用面接に来てくれたことがあった。

人事の活動を新たな研究領域として確立した教授のゼミ生なので、大きな関心を持って選考にあたったのだけど、結局、当人の選択はゼミでの研究領域と異なる仕事だったようだ。

思い起こせば採用面接ではゼミ活動と応募動機に連続性が無いケースが多い。

ゼミはゼミ、就職は就職、ということだよね。

昔の話だけど、自分もそうだった。

一方で、社会に出てそれぞれの分野で活躍している人が実は同じゼミだった、ということも少なく無いように思う。

ゼミ活動の研究テーマよりも、指導教授から叩き込まれた思考力の賜物なのだろう。

また、そのようなゼミ活動で同じ釜の飯を食った人たちはお互いをよく理解し合っているのも特徴と言えそうだ。

この「何を」「誰から」「誰と」という3つの視点はゼミ活動だけではない。

先日行った調査インタビューでは、体育会での部活で「誰から」は学生の指導とは距離をとっていた経験者からだ。

指導を受けられたのは、先輩たちの力だったそうだけど、指導による刮目が社会人になってからの活躍に繋がったことは疑いようが無かった。

やはり学生時代は「誰から学ぶ」が大きいのだろう。

一方、社会人になってからの学びでは「何を学ぶ」と「誰と学ぶ」が大きいように思える。

大人の学習条件「主体性」「現実的問題」「発話」高木・竹内(2006)から考えても、現実的な問題について自ら誰と学ぶかが大切なのだ。

で、ね。冒頭のゼミ生はこの順番が逆だったのかもしれないね。


オレッ!