2018年8月1日水曜日

無意識の意見? みんな心で聞いている

僕が話している相手は、しっかりと集中し、頷いてくれる。

どうやら僕の話がちゃんと伝わったようだ。

こうした実感と裏腹に、後で相手がまとめてくれた文章を見た時に「あれ?こんなこと言っていないのに・・・」と感じることがあるよね。

これは、メッセージが伝言ゲームでずれていくのも同じと思うけど聞くひとが何らかの先入観を持って話を聞いていることに起因しているのだろう。

認知心理学で「スキーマ」と呼ばれる相手が持っている経験や知識の影響を受けて、「あ、これはこういうことだろうな」とその人の中で話の趣旨が変わっていくのだね。

だから、雑談、対話、議論などいずれの言葉のキャッチーボールにおいても確認することが大事なのだけど、案外、確認っ抜け落ちやすい。

なぜなら、言葉を受け取った側に必要な意識だからね。

また、ちゃんと確認をしているつもりでも、ポイントがずれる場合は、確認の仕方が間違っていることもある。

特に、全体でなく部分で確認をする癖のある人は、自分の気になったことだけ確認し、話し手の伝えたいことへの確認が抜ける。

で、ね。ずれるのって、結局、聞いたことが聞き手の意見に変わっているのだと思うね。

意見とは「自分の考えを述べること」だけど、聞いて無意識に考えたことも結果的には意見とようなものになっているのだろう。

そして厄介なのは、意見は発話があるので確認できるけど、無意識に意見を持っていても発信しない限り外からそれを確認することができずに後から「あれ?」となるのかもしれない。


スキーマが異なる