宿も6年前と一緒、そして鮨屋も6年前と一緒だ。
6年経って何が変わったかといえば、僕は間違いなく6歳老けた。
宿も6年間でオーナーが変わったと聞いた。
鮨屋では6年前に呑んでとても美味しかった日本酒が、その酒蔵から杜氏が独立して造った日本酒に変わっていた。
このお酒も美味しかった。
少しづつだけど、全て変わっていたことを実感する6年である。
でも、何よりも美味い鮨をまた食べることができた。
宿の女将と再会を喜び合うこともできたし、たっぷりとおもてなし頂いた。
振り返るに、これは再会ではなく新たな出会いなのだろう。
そして6年前と同じ感動にもまた出会えたと思うと、とても幸せな気分になるのだよね。
緑丘蔵


