2016年6月30日木曜日

迷走するWindowsの行く先 背に腹変えられないのは何故か

Windows10の自動更新が世界規模で問題となる中、マイクロソフトは頑なに方針を変えません。

マイクロソフト規模の会社であれば、事前に様々な想定を行い、訴えられても負けない条件を揃えたうえでの強行突破に見えます。

ITの世界では、UI(ユーザーインターフェイス)UX(ユーザーエクスペリエンス)といった、利用者中心の哲学があるにも関わらず、会社の事情を最優先している背景はとても気になります。

強行の事情を考えるに一つはWindows7に致命的な欠陥がある可能性です。このままユーザーがWindows7を継続利用しているとサイバーテロなど、大きな被害が予測されるのであれば、早期にバージョンアップを進める理由となります。

しかし、今日、第三者機関がOSのバグをいち早く見つけ出しますから、マイクロソフトしか知らないとても大きなバグがあるとは考え難いです。

そうなるともう一つの可能性は、AI(人工知能)とビッグデータです。

個人的にはWindows10と7の一番大きな違いは、Cortana(コルタナ)だと考えています。

AIを軸とした音声、画像認識は、ユーザーをキーボードから開放し、さらにはデータとユーザーのバリューチェーン(生産的活動から消費的活動全般)を占有するキーテクノロジーでしょう。

AIとビッグデータの実態は、広告に変わって就職や消費活動を誘導するシステムの構築です。広告でAIDMAの法則の呪縛に苦労しなくても、すごく儲かる仕組みの実現であり、アップル、グーグル、アマゾン、IBMがこぞって力を入れている分野です。

昨年のAIカンファレンスで、スポンサーを務めたマイクロソフトが、AIではなく、Windows10とCortanaの宣伝を行っていたのはかなり奇異でした。


それだけ、Windows10の切り替えが急務になっており、これまでのビジネスモデルを少しだけ緩和し、Windows10を無料で配り、さらには強制的に更新までさせる意味もそこにある・・・

全て、勝手な想像ですが、実際はどうなのでしょうか。


かな?