2016年8月31日水曜日

なぜ「サイレントお祈り」は無くならないのか 採用担当者のジレンマ

就活に関して、この2年で話題になっているのが「サイレントお祈り」だね。

これ、就活生にはメチャクチャ評判が悪い。

当たり前だよね。

でも、なんでこんな事が起こるのか、なぜ無くならないのか、という議論が活発に行われているという話はあまり聞いたことがない。

採用担当者にとって見れば仕方がないことであって、あまり深掘りしたくない問題なのかもしれないです。(「忙しくて手が回らない」という話もあるけどまあ、言い訳っぽいね)

そこで、なぜ起こるのか考えるけど、ゲーム理論で有名な「囚人のジレンマ」が思い浮かびます。

「囚人のジレンマ」では二人の囚人の自白する、しないでそれぞれの合理的な決定が最適解(二人ともハッピーになれる選択)にならない。

「サイレントお祈り」に置き換えれば、採用担当者の合理的な決定が就活生含めた社会全体の望ましい状況にならないのだ。

これを防ぐには「協調」が必要になるのだけど、そこに至るには何回か繰り返す必要があって、まだ数年こんな状況が続く可能性のほうが高いと思います。

で、ね。経団連が行うべきは、選考時期をどうこうもあるけれど、「サイレントお祈り」みたいな社会全体にとって望ましくない合理的活動に対処することじゃないかな。

ただ、「サイレントお祈り」だけでなく「内定辞退」も同じくナッシュ均衡だ、ということも忘れちゃいけないよね。


サイレントうさぎ