2025年3月4日火曜日

がんばれ就活生。職場に働く意味を問うのではなく、人生の問いに答える職場を見つけよう

「就活解禁──人生からの問いにどう答えるか?」

3月1日、2025年卒の就職活動が本格的に解禁された。

かつて、バブル景気に沸いた時代には、企業が内定者を海外旅行に連れ出し、囲い込むなどの目に余る行為が横行していた。しかし、その後の景気低迷とともに就職氷河期が到来し、新卒者にとって就職は極めて厳しいものとなった。

現在、景気回復と少子高齢化の進展により、企業側の人材確保競争が激化し、再び売り手市場となっている。団塊世代の大量退職と若年層労働力の減少によって、企業は新卒者を確保するために、従来のオーディション型選考(多くの応募者から上澄みを掬い取る方式)から、スカウト型・カフェテリア採用など、多様な選考チャネルを生み出している。

これにより、就活生は「自分の強み」と向き合いながら、最適な企業選びができる時代になった。しかし、本当に意味のある就活とは、「人気企業に入ること」ではなく、「自分の人生に対する答えを見つけること」ではないだろうか?


「人生からの問いにどう答えるか?」──フランクルの視点から考える就活

精神科医ビクトール・フランクルは、**ロゴセラピー(意味中心療法)**において、次のような考えを示している。

「人は生きる意味を問い続けるのではなく、人生からの問いに答えなければならない。」

つまり、「自分の人生にはどんな意味があるのか?」と考え続けるのではなく、「人生は私に何を期待しているのか?」という問いに応えながら生きるべきだという考え方だ。

このフランクルの思想は、就職活動にもそのまま当てはまる。

「自分にとって働く意味とは?」と問うのではなく、
「自分の人生は何を求めているのか?」に答えることが大切である。


就活は「自分の人生の問いを見つけること」から始まる

では、「人生からの問いに答える就活」とは何か?

それは、まず自分自身に対する問いを見つけることから始まる。

自分が本当に大切にしたい価値観は何か?
社会にどのように貢献したいのか?
どんな仕事なら、自分の力を最大限に発揮できるのか?

こうした問いに向き合うことで、単に「人気企業だから」「待遇がいいから」という理由で企業を選ぶのではなく、「自分の人生の問いに応えられる仕事」を見つけることができる


「人生の期待に応える仕事に出会う」ことこそが意味のある就活

就活は単なる「企業選び」ではない。自分が人生から何を期待されているのかを見極め、それに応える仕事に出会うプロセスである。

「自分はどんな仕事に向いているのか?」ではなく、
「自分の人生が求める働き方とは何か?」を考えることが、
本当の意味での就職活動の本質なのではないだろうか?

就活=人生の問いに答える旅。

その視点を持つことで、働くことの本当の意味が見えてくるのかもしれない。