アリストテレス枢要徳の1つ「勇気」は時代とともにかわるものである。アリストテレス以降の西洋史における勇気は戦場での勇気飛び交う銃弾をかいくぐって敵に突撃するのが勇気であったが、それは戦争がヨーロッパの日常であったからとも言えるのであろう。2000年の時とっ数万キロメートルの距離を飛び越えた1970年代の日本で「勇気のしるし」は24時間か戦えますかという企業戦士のものであった。しかし、戦争も非日常化し、ワークライフバランス、ウェルビーイングの観点からも長時間労働が問題視される現代日本において勇気とは何なのか改めて考える必要がありそうである。そのヒントは「自立、自らの力で困難を乗り越える」である。サービス化が進む脱工業化の現代社会において眼の前の困難を自分の力で解決する経験は総じて身の丈にあった小さな?勇気と言えそうである。かっこいい言い方をするなら小さな成功。その小さな成功に結びつく意識が勇気であって、その小さな勇気が積み重なり塊となって大きな勇気が実るそれが今日的勇気と言えそうである。
これは大きな勇気
