選ぶと言う行動。
幸福と言う誰もが否定することが出来ない究極の目的に向かって誰もが持つ可能性を具現化すると言うアリストテレスの枢要徳の中でも特別視されているのが「賢慮」である。
状況を正しく把握してより良い選択を行う力が「賢慮」であるが社会の発展とは選択肢が増えることでもある。それは発展する方向であったり発展の障壁への向き合いであったりと、社会の発展につれて指数的に選択肢は増えていく。
すると「賢慮」は特定の場面でなく日常になる。どう生きるのか、誰と生きて行くのか、といったような究極的な選択もあれば今日の昼何をたべるのかといった身近な選択もある。
アリストテレスが卓越しているのは賢慮の結果が幸福ではなく賢慮と言う可能性を拓くことが幸福に導くと考えたことである。幸福への道は結果では無く賢い選択を身に付けることなのである
