2017年11月24日金曜日

消費者同士が搾取しあう時代の人材不足

世の中的に人材不足が増している。

正社員不足、過去最高の49.1%に上昇

中でも情報サービスは7割超と深刻だ。

産業全体の情報化、サービス化が進展するのに世の中が追いついていないと言えるだろう。

さて、産業が発展してきた歴史を振り返ると、第一次産業から第二次産業、第三次産業へと労働力のシフトが起こり、現在は第4次産業に向けて第3次産業でも特に情報サービスへの負荷が高まっている。

一方で、情報サービスは、24時間365日のネットワークを基盤とするので、働き方も楽じゃない。

残念ながら情報はそれだけでは意味を持たないので使えるようにするには知恵も体力も必要なのだ。

やがてAIが社会課題を解決してくれる、というけど、そのAIをつくるのは人間である。

一方、人間は、24時間365日働き続けることはできない。

むしろ働き方改革だったり、ワークライフバランスなど、いかに人間的な生活リズムを実現するのかが盛んに議論されているけど、情報サービスでのハイパフォーマーの働き方は、「普通」の人たちからは忌み嫌われるものだ。


誰かの人間的な生活を疎外してより高度なサービスを受けているのに、自分の人間的な生活は守ろうと声を大きく主張する。

僕たちはすでに資本家が労働者から搾取するのでなく、消費者同士が搾取しあう第4次産業革命のパラドクスに陥っているのではないだろうか。


乾きを癒す