なぜ、人事で企画ができる人は足りないのでしょうか。
結論から言うと、そもそも人事に向いている人には企画が向いていないからで、その壁を乗り越えた人は少ない、ということだと思います。
もちろん、そう言う根拠があります。
人材データ分析から見えて来るのは、人事の仕事で重要なのは、「処理・対応力」「対人折衝力」です。
一方、企画で大切なのは「前例ない課題に取り組む力」「企画やアイデアを生み出す力」です。
人事の仕事で発揮される能力がネガティブに働くと「自分が優れていると思い込んでしまう傾向」「他者を攻撃してしまう傾向」「他者のせいにしてしまう傾向」が現れます。
企画の仕事で発揮される能力がネガティブに働くと「社会的内向性」「陰鬱な性格」となります。
つまり、自意識高く目の前の事を処理する人材と、時に内向的ながら新しいアイデアを生み出す人材は、対極的なのです。
この壁を乗り越える人材とは、どちらかに軸足を置きながら、対極で求められる能力を学習によって獲得した人です。
そこには、正しい自己認識と課題克服への努力、鍛錬が必要とされます。
自分に対する課題の生成と解決への取り組み。
このメタな学習を内発する人は多くない。
これは、人事で企画できる人がなぜ少ないのか、という問いの答えと言えるのではないでしょうか。
葉数は足りてる?
