テーマは「実践共同体」で、放課後も含めてかなり盛り上がった。
このラボ、ゼミ生と卒業生の交流の場を発展的に外部の人も参加できるようにしたもので、アカデミックな議論を参加のルールなどはゆるく行う場作りがされている。
40名以上が集まったけど、会場が大きかったこともあり広々と対話や議論が行われたと思う。
対話、議論を行う環境って大事だよね。
さて、僕の知る範疇では、もともと地縁血縁など、止むに止まれぬ関係性を基盤として共同体が生まれ、そこから信仰や更には職業など特定も目的・役割を持った人々の集団が発生するとした考察があって、産業革命後に原始的な共同体が解体されていく中で、新しい形の共同体に注目が集まっているように思える。
実践共同体とは、「あるテーマに関する関心や問題、熱意などを共有し、その分野の知識や技能を持続的な交互交流を通じて深めていく人々の集団」であり学習が埋め込まれた状況と考えられるそうだ。
つまり、出生地、出身や一族郎党といった縛りでなく、テーマを求心力として、参加、共有によって持続的な関係を生み出される集団であるのだろう。
一方で、共同体から止むに止まれぬ拘束条件を取り払ってしまうと、実体がどこにあるのか分かりにくくなるように、実践共同体もちょっとつかみ所が無いものらしい。
ITがクラウド化されることで、ハードウエアの特定が困難になるのと一緒に思える。
僕は、今日の共同体は産業社会の組織における脱構築機構だと思っているので、そのデザインに興味があるのだけど、ひょっとしたら、クラウドコンピューティングサービスのような環境を準備することがデザインにおいて重要ではないかな。
オープンラボはまさにそのような取り組みにも思える。
雲
