発達心理学にはエリクソンの発達課題という有名な理論がある。
成長段階において獲得される発達を体系化したものだね。
もちろん、これは全体傾向のことで個別の発達は別だ。
個人的に課題を達成した、しない、と社会的な評価は別問題だろう。
ちなみに、発達課題は以下のようになっている。
0歳~2歳(乳児期) 基本的信頼感 vs 不信感
2歳~4歳(幼児前期) 自律性 vs 恥、疑惑
4歳~5歳(幼児期後期) 積極性 vs 罪悪感
5歳~12歳(児童期) 勤勉性 vs 劣等感
13歳~19歳(青年期) 同一性 vs 同一性の拡散
20歳~39歳(初期青年期) 親密性 vs 孤独
40歳~64歳(青年期) 生殖 vs 自己吸収
65歳~(成熟期) 自己統合 vs 絶望
2歳~4歳(幼児前期) 自律性 vs 恥、疑惑
4歳~5歳(幼児期後期) 積極性 vs 罪悪感
5歳~12歳(児童期) 勤勉性 vs 劣等感
13歳~19歳(青年期) 同一性 vs 同一性の拡散
20歳~39歳(初期青年期) 親密性 vs 孤独
40歳~64歳(青年期) 生殖 vs 自己吸収
65歳~(成熟期) 自己統合 vs 絶望
さて、この発達課題で40歳から64歳は生殖、つまり後輩や子供のためになすべきことを決めるか否かが達成対象となる。
今日の産業組織であれば、40歳を過ぎるとマネジャーにならなくても後継育成に関わることになるし、家庭においては子育ての渦中にある時期だよね。
一方で、育成とか子育てには、その結果が5年後、10年後にならないとわからないという特徴がある。
なすべきことを決めても、その時にはなせたかわからないのだ。
その課題が5年後、10年後に達成できたのか知っても5年前、10年前に戻ることは出来ないよね。
だから静かに受け入れてその次の発達課題、自己統合に向き合うしかない。
会社で言えば、40代の頃の部下が50代になったときどうなったのか、だろう。
成果を出せずに転職していればなすべきことをなせたとは言えない。
やたら肩入れして重用した社員が会社に残っているのか、それは紛れもない事実として突きつけられる結果である。
で、ね。50代からは生殖課題の結果をリフレクションする時期なのだと思うよね。
そこに残るもの