僕は1990年過ぎのバブル崩壊の一部始終を見ていた。
企業の業績が低迷する中で資金需要が低迷し余ったお金が不動産や株式市場に流れ込んでいたのだ。
サラリーマン夫婦がアパート経営に乗り出して1億円借金するのも珍しくなかった。
アパート経営など事業用不動産に融資をする際は収益還元できるか、がポイントなのだけど、ほぼ空き室なし、毎年家賃が上がるという夢のような未来を描き、万が一の時でも「土地の価格があがるから回収に懸念なし」と貸出稟議書に良く書いたものだ。
まさに実態経済にそぐわない投資の過熱が起きて、そして弾けた。
バブルが崩壊したとき僕はすでに銀行に居なかったけど、そのあと10年は悲惨な状況だったよね。
さて、新型コロナウイルスの感染拡大により企業業績が悪化している。
それなのに株価は29年ぶりに高騰し、不動産も活況らしい。
13年前に4500万円のマンションが8100万円とかね。
それ以外にも倒産した高級車のカーシェアを行う会社に対して車を提供していたオーナーが実際に車を見ていないという話もあった。
なんだか匂いがバブル崩壊前夜に似ている気がするのだ。
で、ね。シンプルに考えればやはり現在はバブルでありそのうち弾けてしまうのではないだろうか、と思うのだよね。
泡沫