僕が聞いた話では、人や組織に関わる業界では最近、「ナラティブ」がトレンドらしい。
「ナラティブ」とはわかりやすく言い換えれば「物語り」のことだね。
さて、「物語り」は決してAIのような新しいアプローチではない。
というか、恐らく文字が生まれたときから「物語り」はともにあったのではないだろうか。
「ドキュメント」が記録であるのに対して「物語り」には受け手の感性に働きかける力が強い。
わかりやすく心に響くのだ。
それは、受け手を(時には自分を)元気にしてくれる。
テレビ番組や映画などはほぼすべてが「物語り」だろう。
以前、僕の犬がテレビの取材を受けたことがあったけど、放映された際には見事な「物語り」になっていた。
でもありのままを撮影したものではなかった。
ディレクターのストーリーと編集技術によって「物語り」に仕立てられていて、放送を観た僕自身がその素敵さになんと感動してしまったくらいだ。
僕は今日、家人が録画していた「半澤鶴子さん」の番組を観た。
番組は素敵な「物語り」になっていたけどその中で76歳の半澤さんが語った「ゼロから始めればいい」という一言は強烈だった。
そこには「物語り」を超えた半澤さんのドキュメントが凝縮されていて、僕たちが常に向き合うべき学びの原点だと強く感じたからだ。
学びの原点