2024年9月11日水曜日

経営者は変えたいと願うが現場は変わることを拒む

 会議に犬が居れば場は和むかもしれないが、犬が建設的なアイデアを出すことは無い、一方で、子供学生など、普段の会議メンバーと異なる属性の人間が入ると、今までは無かったような発想や目線が生まれる、建設的な相互作用というのは人間同士の間に生まれる創造的活動なのである、多様性が創造性の苗床と考えられるのはこのような人と人の間の複雑な関係性から予測不能な創発がおこることを多くの人が知っているからだ、一方で多くの人が色々な人が集まると面倒になることも知っている、だから、できるだけ画一的なメンバーやスタイルで会議を行おうとする、こういった人たちの価値観は、生産性であり、効率化である、最も効率的なコミュニケーションはあうんの呼吸、言わなくても通じるものだ、多様性を排除して説明も説得共感も必要のない固定化メンバーが集まって合理的に協議を行うことが良いと考える、上意下達型の経営者が最も得意とするパターンである、創発はデザイン出来ないが多様性はデザイン出来る、いつもと違う価値観や経験を積んだメンバーを会議にアサインすれば良いのだ、経営者の多くはその重要性に気づいているが、面倒なことが嫌いな現場は生産性を人質にして、多様性に抗い排除しようとする現場を慮る経営者は結局の日頃苦労している現場のこのマインドを受け入れてしまいがちで変えたいと思っても変えられずに悶々とするのだ、末節を汚してしまったが日産のゴーン元社長などは、現場を過度に慮ることなく大胆な変革を実践した経営者であったと言えるのではないだろうか。