2024年9月30日月曜日

社員の学びを阻害する産業組織、生産性の呪縛

 知識の生成を促すことは学習においては価値的であるが状況とリソースの準備という観点では、促す側にとって負担を覚悟することになる。産業組織にとってはそれは決して容易い選択ではないんのだ、極論を言えば構成員の学習コストを下げたほうが組織にとっては生産性が上がるということになるからだ、故に組織は、業務のルーチン化定型的熟達を推し進めることになる。決まったことを身体化して最適化することは無駄なく成果を得る合理的選択なのだ。産業組織では業務支援が重視される所以でもある。

学習を促す中でも、日々の経験を内省することで創発する知識に関しては新たな学習コストを覚悟しないで済む。これが、組織が内省を支援する原動力になる。

このようにして生産性の信念に束縛された産業組織における上司による部下の支援はまず業務支援その次が内省支援そして精神支援(心のサポート)という順番になるのである。最近のトレンドで言い換えればDX、1on1、マインドフルネスの優先順位がこうして決まってくるのである、