2024年11月6日水曜日

老年的超越はお手軽?超高齢化社会を生きる術ジェロントロジー

 高齢化社会工学ジェロントロジー研究の第一人者阪大の権藤教授の著書「100歳は世界をどう見ているのか」では幸福なセンテナリアン(100歳を迎えた高齢者の研究を通じて老年的超越という悟りの世界観を解き明かしている「①できることが減っても悔やまない、②ひとりでいても孤独を感じない。③成功を欲しない見栄を張ろうという意識を持たない④毎日新しい楽しみがある昔を回想するだけで楽しい⑤他者を重んじる、感謝の気持ちが高まる⑥何事も自然に任せるようになる(同書帯より転載)こうしたi悟りの境地とともに幸せな100歳を迎えていることが明らかにされているのだがこういった境地に一気にたどり着くことも無いだろうから、高齢者と呼ばれる領域に近づくにつれて少しづつ身につける徳のようなものに違いない。実際、90歳で20万人のフォロワーを獲得し、先日残念ながらセンテナリアンの一歩手前91歳で急逝された大崎博子さんの生き様はまさに、この超越の旅路であった、この旅路は著書に詳しく著書に記されている

大崎さんが最期に到達したのは以下のような心境である。急逝された際も独居でありながらすぐに発見され葬儀の準備も完璧だったそうだ。

「もう歳だからできない」、この一言をいったん頭のなかから追い出して、気になったらまずは扉をノックしてみる。そうすればその扉は開きます。挑戦してみて、たとえ無理だったとしても、別の扉が開く可能性も高くなります。〝友達ができる〟というような副産物もたくさんおまけのように付いてきます。損することは何もありません。

そしてもう一つ、老婆心ながら申し上げますと、「全部ひっくるめて楽しむ」、これに尽きると思うのです。

私は89歳でひとり暮らしです。ひとり娘は遠く離れたロンドンにいます。この状況に対して、「さみしくないかしら」と心配される方がほとんどでしょう。でも、強がりいっさいなしで、私はこの暮らしを心から楽しんでいます。〝楽しむ〟ことにお金はかかりません、人に迷惑もかけません。ただ自分の心の持ちようです。なんてお手軽なんでしょう!


大崎博子. 89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた (Japanese Edition) (pp.158-159). Kindle 版. 大崎博子. 89歳、ひとり暮らし。お金がなくても幸せな日々の作りかた (Japanese Edition) (p.158). Kindle 版.