僕たちは、五感で取り込んだ情報を認知や感情や知性で「意味」に変える。
例えば「マスクをしていない人」を見たとき、それは友人という「意味」であったり、嫌悪感という「意味」であったり、公共性への疑問という「意味」であったり、とね。
そして、「意味」は僕らの次の行動に大きく影響している。
つまり、客観的な情報から僕らは「意味」を引き出して行動しているのだ。
さらに僕たちは行動の結果から逆算して「意味の意味」を生み出すことができる。
これは生命に出来てAIには出来ないすごい芸当だ。
AIは情報をセンサーで変換されたデータを数式で計算して結果を出力するから「意味」を認識していない。
人間は数式に「意味」を与えているかもしれないけど演算装置は数式を実行しているのであって「意味」を解釈しているわけではないからね。
さて、「情報を意味に上手に換える」ことを考えるとき、この生命とAIの違いを念頭に置いておくとよいかもしれない。
整理すると
- 「意味」は生命のみに備わった能力である
- 「意味」は行動を引き出す
- 「意味の意味」を使ってより良い行動を引き出すことができる
であって、3番目の「より良い行動」を使うことが情報を意味に上手に換えるポイントと言えるだろう。
で、ね。新型コロナウイルス感染の第三波が急拡大している、という情報に触れて、「自分は大丈夫」「Go To使わないと損」「不安でたまらない」などの「意味」だけでなく、「より良い行動」を考えることが結果として、「意味」を上手に導けたことなのだろうね。
早朝の散歩で健康になる