2018年6月27日水曜日

AI時代のプロフェッショナル

僕たちが書く字には綺麗な字、汚い字の違いがはっきりとある。

それは綺麗と感じるか否かといった、個人の感じ方の違いだけでなく、誰にとっても読み易い、読み難いの記号としての識別性も大きく関わっている。

すでに人間よりも高い画像識別能力を持つに至った機械学習は、恐らく僕が一生かかって出会う様々な字よりもはるかに多くの字を学んでいるのだろう。

なんでそんなに多くの字を学べるのかと言えば、コンピュータが学ぶために人がせっせと集めた字のデータを休みなく学んでいるからだよね。

コンピュータの強みは疲れたり残業を嫌がったりしないことだ。

その学習量を考えれば、人間よりも識別率が高いのは当たり前に思えるね。

人間でも真面目で勤勉な人はたくさん学びとることができるけど、コンピュータはうんと真面目でうんと勤勉だもの。

僕たちがプロフェッショナルになるための条件には、これまでは間違いなくこの真面目で勤勉であることがあったけど、真面目、勤勉さでコンピュータにかなわないとなるとプロフェッショナルの条件は、より少ない情報で何かをアウトプットすることになるのかもしれない。

何も学んでいないのに全てを知っている人、みたいな感じかな。

でもひょっとしたらそういう人のことを僕たちは胡散臭いと思うのかもしれない。


幕開け