都立病院なのだけど、病院経営も大変なようで行くたびに少しづつ仕組みが変わっている。
気がつけばもう20年近く通っているわけだけど、通い始めた頃は酷かった。
例えば、朝の10時に予約をしているのに実際の診察が始まるのが14時とか普通だったし、一度は、待合室に居たら遅くなって電気を消されてしまったこともあった。
あの時は思わす残って居た数人と唖然と顔を見合わせていたっけなぁ。
内科の医師がERの担当もしていたので急患が入るともう滅茶苦茶だったようだね。
まあ、運営という観点では酷かったけど、先生はすごく良かった。
腕も人間性も確かなお医者さんで包容力があって、不安を感じることはなかった。
その後、その主治医はERの専任となり新しい主治医に変わったのだけど、ちょうどこのあたりから徐々にシステムが変わり始めた。
ちょっと変わった医者だったけど、患者のことを気にかけて持病だけでなく、それ以外のことにも相談に乗ってくれた。
その医師も、あまり本人は納得していなかったけど、他の病院に異動になり今の主治医になったのだけど、病院のスタイルと合っていて必要なことしか診ない感じに変わった。
昔のように、朝行って、夕方に診察なんてことは無くなりほぼ予約時間通り、今日の検査などは30分も早く始まったのだ。
看護師さんもとてもスピーディな感じになった。
かと言って雑にあしらわれる印象は全く無いけど、とにかくスピーディで一人一人の仕事がシステマティックになった気がする。
で、ね。不思議なもので、システマティックになったおかげで時間通りにテキパキと進むのだけど、なぜか冷たさを感じてしまうよね。
なぜだろうと考えたのだけど、ひょっとしたら温もりが伝わる時間が無いからかもしれない。
人肌の温もりが伝わるのには多少時間がかかるから、温もりが伝わりきらないうちに次の移動しちゃうと冷たいままだ。
時に温もりよりスピーディにテキパキと進むことが快適だけど病院にはやはり温もりも欲しいかな、ちょっと待たされてもいいから。
温かい?冷たい?
