2018年6月30日土曜日

それは「基礎」なの? なんでも「基礎」にしてまう。のね。

人のやることには何事にも「基礎」がある。

そして、僕が「基礎」と考えるのは、

  1. それがないと始まらない
  2. 備わっているのでなく獲得するもの
  3. 全ての人に通じ、その後の全てに通じる
  4. それだけでは事を成すことは出来ない

と言うものだ。

例えば、仕事で言えば、

  1. 平日の毎朝、ちゃんと起きて出社する
  2. 学生時代には持っていない習慣を身につける
  3. 定時に始め、逃げずに向き合い、しっかり終わらせる
  4. 会社に居るだけで給料が貰えるわけではない
となるのでしょう。


一方で、基礎と勘違いされやすいのが行動規範とかの「あるべき」ものだね。

  • 良いコミュニケーションを行う
  • 謙虚に学び、とことん考え抜く
  • 迅速に行動する
  • 常に挑戦する姿勢
などなど、仕事をするうえで心がけるべき事というのは、基礎ではなく実は、仕事の中で達成されるものだ。

そして、それらの具体物が成果であって会社や社会に貢献した証となる。

つまり、
  1. 必ず結果とセットである
  2. 獲得する習慣でなく成果の行動面を見たもの
  3. 場面や状況、役割や機会など偶然性、固有性に左右される
  4. 行動だけ真似ても成果をだすことは出来ない
という類のものだ。

僕がこの観点で大学でよく言われる「社会人基礎力」を考えると、それは明らかに「基礎」じゃない。

「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」というのは、成果を出すための活動の中で点検するもので、状況的、実践的、そして結果的なものではないのかな。(だからあえて「力」とは言いません)

仕事をしている人たちの雑談や対話で出てくる「あるある」だよね。

しかも成果の行動側面だからポータブルスキルとしてよりパーソナリティ特性での方が予測しやすい。

いっそうのこと、「社会人あるある話」に変えてみたらどうかな。


この方も「基礎」ですか?