そして、僕が「基礎」と考えるのは、
- それがないと始まらない
- 備わっているのでなく獲得するもの
- 全ての人に通じ、その後の全てに通じる
- それだけでは事を成すことは出来ない
と言うものだ。
例えば、仕事で言えば、
- 平日の毎朝、ちゃんと起きて出社する
- 学生時代には持っていない習慣を身につける
- 定時に始め、逃げずに向き合い、しっかり終わらせる
- 会社に居るだけで給料が貰えるわけではない
となるのでしょう。
一方で、基礎と勘違いされやすいのが行動規範とかの「あるべき」ものだね。
- 良いコミュニケーションを行う
- 謙虚に学び、とことん考え抜く
- 迅速に行動する
- 常に挑戦する姿勢
などなど、仕事をするうえで心がけるべき事というのは、基礎ではなく実は、仕事の中で達成されるものだ。
そして、それらの具体物が成果であって会社や社会に貢献した証となる。
つまり、
- 必ず結果とセットである
- 獲得する習慣でなく成果の行動面を見たもの
- 場面や状況、役割や機会など偶然性、固有性に左右される
- 行動だけ真似ても成果をだすことは出来ない
という類のものだ。
僕がこの観点で大学でよく言われる「社会人基礎力」を考えると、それは明らかに「基礎」じゃない。
「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」というのは、成果を出すための活動の中で点検するもので、状況的、実践的、そして結果的なものではないのかな。(だからあえて「力」とは言いません)
仕事をしている人たちの雑談や対話で出てくる「あるある」だよね。
しかも成果の行動側面だからポータブルスキルとしてよりパーソナリティ特性での方が予測しやすい。
いっそうのこと、「社会人あるある話」に変えてみたらどうかな。
この方も「基礎」ですか?
