脳卒中サバイバーの僕には残念ながら後遺症が出てしまった。
右被殻下という脳出血ではありがちな場所の脳出血のつけは左半身の運動麻痺という片麻痺である。
1年半に及ぶリハビリの結果歩行はかなり回復したものの左手はグーパーすらままならない。
元々手は回復が難しいと聞いていたけど自宅に帰ると
もう自分で工夫してリハビリするしかないから回復はさらに難しくなる。
そんなこともあって、維持期の上肢リハビリで先進的な取り組みをしていると聞いた慶応大学病院のリハビリテーション科を受診するようになったのだけど。
一向に上肢リハビリの話にならない、ネットで検索したら助成金詐欺で訴えられているなんていう記事もあったから、ひょっとしたら、先進的取り組みは今ご法度なのかもしれない。
先生からはまず歩行回復と言われ、前回受診時は歩行がだいぶ良くなったと評価されたのでそのうち話が出るのかもしれないけど、今は焦らず、自宅で手のメンテナンスなどをする時期と心を定めている。
メンテナンスは基本筋肉が固まってしまわないようにするストレッチが中心だけど、積極的に左手を使うようにも心掛けている。
そのひとつがワイングラス洗い。
もはやワインは飲まないけど毎朝カゴメの野菜生活100をこのおしゃれなグラスで飲んでいるのだ。
落とさないようにくびれの部分に指をかけて握るつもりで指先に力を入れるイメージで、右手とコラボしてスポンジで洗うのだ。
僕は右手が利き手なので右手でだいたいのことはできてしまう。
このブログも右手で書いている。
でも、麻痺した手を使わないでいるとよけい動かなくなるから、出来るだけ使うのだ。
出来ることと出来る方法を少しづつ見つけながら
なるべく普通に左手を使ってあげるのだ。
リハビリの中には、動く手を固定して使えないようにして、強制的に患腕の機能回復に取り組む方法もあるらしい。
ぼくももし麻痺が利き手の右手だったらもっとスパルタな方法を選んだかもしれない。
自宅でのリハビリであまりイライラはしたくないのでゆっくりと生きているのだ
でも仕事をするのはいいよね。ちょっとした充足感と未来への展望が少しだけ開く感じがする。これはきっと麻痺した左手だけの話じゃないだろう。仕事と言う環境が僕の身体性と精神性をを育ててくれるんだよね。さ、仕事しよう。
落としたら大変、の緊張感が大事
