米国の野球殿堂入りしたイチローのスピーチは非常に感動的なものであった
その中でも教訓的だったのは以下の一節である
As a kid, my dream was always to be a professional baseball player. I even wrote an essay about it when I was in grade six. If I could rewrite the essay today with what I know now, I would use the word goal instead of dream. Dreams are not always realistic, but goals can be possible if you think deeply about how to reach them. Dreaming is fun but goals are difficult and challenging. It’s not enough to say I want to do something if you are serious about it. You must think critically about what is necessary achieve it.
「子ども時代、私の夢は常に、プロ野球選手になることでした。6年生のときに、作文にまで書きました。今、経験したことを踏まえてその作文を書き直すことができるなら、「夢」という言葉ではなく「目標」という言葉を使うでしょう。夢は実現するとは限りませんが、目標はそれをどう達成するかを真剣に考えれば実現する可能性があるものです。夢を抱くのは楽しいですが、目標を達成するのは難しいし困難にもぶつかります。本気で達成したいなら、こうしたいと言うだけでは叶いません。達成するためには何が必要かを慎重に考えなければいけません。」
そう言えば活躍著しい大谷翔平選手も高校時代に書いたマンダラチャートと言う目標管理シートが有名である。そしてその源流は企業で盛んに導入それていたMBO目標管理制度だそうであるMBOは広く恒常化するにつれてアルゴリズム的にプロトコルと化し目標による管理ではなくて目標のための管理になっていると言われそれはドラッカーが意図したものでは無いと呑む批判も少なくない。
イチロー的に言えば目標が自分自身への責任を自覚させるものではなく。帰属する組織への責任を意識させる道具としてマネジメントに使われている「目標」の掛け違いがその背景にある。夢が孵化した目標ではなく上から降って来た目標に大舞台で活躍するような熱量は決して生み出せないのである
