2015年11月12日木曜日

生産性を落とすもの サボタージュ?更新プログラム?マルチタスク?

先週、「CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」」というブログがネット上で話題になりました。

注意深さ、大人数会議、厳格な規律、蒸し返し議論、会議を増やす、承認を増やす、言葉尻にこだわるなどなど、一見、仕事をしているように見えて実は組織活動の足を引っ張る行動が列挙されています。

これは、第二次世界大戦の時にCIAが敵国内で活動するスパイのために作ったマニュアルだそうです。

このマニュアルは逆に組織の改善点とも言えます。

会議を減らし、権限を委任し、言葉尻にこだわらず、マイクロマネジメントを配し、過去に縛られた議論は行わない、とマネジメントが決めて行動すれば生産性があがる、つまり、皆が早く帰れる構造になるわけです。

さて、これ以外にも身の回りで生産性を下げていると思われるものにITや仕事のマルチタスク化があります。

ITはある面では生産性をあげるのですが、延々と終わらない毎月のWindows更新プログラムを目の前にしていると、安全に情報を取り扱うことが如何に生産性を落とすのか実感できます。

先日行われた米中首脳会談でも、サイバー攻撃問題が大きく取り上げられましたが、国家の存亡に関わるほど影響性があることがわかります。

もうひとつの仕事のマルチタスク化ですが、最近の研究では、人の脳はマルチタスク向けに出来ていないことが確認されているようです。

これは、マトリクス型組織が上手く機能しないことにも通じているように思います。

そして、かつでは分担していた仕事がIT(ここでもIT!)の進化によって一人の仕事になっています。顧客を訪問し、パワポで企画書を作り、見積もりを作って、SFAに情報を登録し・・・などなど。

つまり、ここにも生産性の下げ圧力が高まっているのです。


なぜ、生産性が上がらない(残業が減らない)、と従業者の仕事ぶりを批判する前に、日頃の当たり前の見直す必要があるのではないでしょうか。


さぼってんじゃねーよ!?