2015年11月15日日曜日

フィードバックが大切なのではなく、メタフィードバックが大切なのだと思う

仕事をするうえでフィードバックは行うにしても、もらうにしても大事です。

フィードバックは意識や行動を高める(高次に引き上げる)ために必須だからです。

ところで私達はそもそもフィードバックシステムによって出来ているようです。

例えば自律神経などは分かりやすいフィードバックシステムの実例です(「単純な脳、複雑な「私」 池谷裕二著より)

実は、すでに私たちの意識や行動は、フィードバックの賜物なのです。

では、私たちが仕事の中で必要としているフィードバックとは何なのでしょうか。

それは、すでに出来上がっているフィードバックループを棄却し新たなフィードバックループを構築することに役立つものでしょう。

つまり、本質はフィードバックによって浮き上がる「自分の壁」を越えることなのです。

ポジティブフィードバック(承認)にしてもネガティブフィードバック(ダメ出し)にしても受け取った瞬間の感情が「自分の壁」です。

「何も感じない」ことも壁です。

その壁を自分だけで破ることは困難です。そこで、他人の力を借りる必要が生まれるのです。

そして、私たちは新たなフィードバックループを獲得出来たかどうかは、フィードバックがないとわかりません。

つまり、他人の力は、新たなフィードバックループの獲得と獲得の確認の両方に欠かせないものです。

自分の壁に気づくフィードバック、壁を越える(自分の意識や行動を変える)フィードバック、壁を越えたことを確認するフィードバックによるメタフィードバックこそが私たちが必要とするフィードバックであり、大切なのだと考えます。


私たちは自分の壁を他者の力で越える存在