といっても、インドアで打席からネットまで5mくらいの狭い練習場です。
その狭さゆえに、一度打った球を打席の前に出て拾う人があとを断ちませんでした。
各打席には、口説いくらい「打席の前に出て球を拾わないでください」と書いてあるのですが、ルールを守らない人には効果がまったくありません。
打球はあらゆる方向の飛ぶ可能性があるので、前に出られると危ないし、気も散ります。直接、その人に注意すれば良いのでしょうが、言い難いものです。
ところが最近、その練習場に行った際に、打席の前に出て球を拾う人が居なくなっていました。
なぜかと言うと、拾う球が無くなったからです。
どうしてそうなったのか、というと係員の人が、ルールを守るよう注意をする代わりに自らがT字型の道具で、一定時間ごとに球を掃き出すようになったのです。
そもそも禁止事項ですから、球を拾っていた人も文句は言えませんし、結果としてルールが守られる状況が作り出されたわけです。
他者にルールを守らせることは簡単ではありません。口頭注意や罰則などを厳しくしても効果が出ないこともしばしばあります。
会社において思いつくこのような場面は「残業」です。
各社の人事や総務では残業を減らすためにノー残業デーを設定したり、社内放送で告知したり、改善が進まない職場に対して改善指導が行われてたりしているようですが、なかなか苦労されている話をよく聞きます。
そこで、ゴルフ練習場の対策を当てはめてみることはできないものでしょうか。
例えば、清掃です。
毎日、夜に清掃が入り、そのために、机や椅子なども片付けなければならないとしたら書類を出して、PCで仕事、どころではないでしょう。
昔、床清掃で掃除業者が入った日は仕事が出来なかったことをよく覚えていますが、掃除業者の仕事は職場環境を良くしてくれるものですから、文句を言う筋合いはありません。
職場は綺麗になるし、残業は減って効率的に仕事が進むようになるし、一石二鳥ですね。
まあ、普通に考えて毎日清掃だとコストがとても高くなりそうですが、そこをうまくバランスをとってサービス提供(例えばロボット清掃とか)すれば、ビジネスチャンスだと思うのですが、如何なものでしょうか。
リトルプリンス
