2018年7月13日金曜日

成長はなぜ止まるのか その仕組みを考える

昨日、打ち合わせの中で、せっかくいい大学に入学したのに勉強をやめてしまう人がいるのはなぜか、という話があった。

もちろん、しっかりと勉強を続ける人もいるわけで、その違いはどこから来るのだろうか。

以前、あるコンサルティングファームで入社して5年までの業績とパーソナリティデータの分析を行ったことがあるけど、その際に早期に業績が伸びるけどその後、停滞、転職する人と、徐々に業績を伸ばし続ける人が居た。

データから見たその違いはコミットメントの質だった。

情緒的コミットメント(皆と一緒にここで頑張りたい)よりも功利的コミットメント(より高い収入を得るために働きたい)が高かったのだ。

成長が止まるパターンと徐々に成長が加速するパターンの違いは、実はこういった仕事観にも現れているのだろう。

このような何を目標とすべきかに関しては色々な研究がある。

The Influence of Goal Orientation and Self-Regulation Tactics on Sales Performance: ALongitudinal Field Test.

これは、業績目標ではなく、学習目標がパフォーマンスと相関しているという研究だけど、最終的に得られる果実に目標を置くより、果実を得る過程を身につけることに目標を置く、つまり、報酬でなく仕事そのものに目標を持つことが大事なんだよね。

大学生で言えば、受験で有名大学に入学することより、大学で学ぶことに目標を持つことと言い換えられるのではないだろうか。


僕たちが見ている誰かの「成長」は僕たちの期待で測られるものだよね。

その期待とは、例えば会社の仕事であれば、会社の業績がさらによくなるような仕事の実践だ。

だから、仕事そのものに目標を持つ人は成長し続ける人と認知され、そうでない人は、成長が止まると感じられるのではないだろうか。


止まる人、止まらない人