2018年7月29日日曜日

人手の量と質 最初に考えなくてはならないこと

僕たちが生きているこの時代に限らず、一人で成すこと以上のことを実現しようとすると多くの人が必要になる。

ピラミッドや万里の長城など大きな建造物にはたくさんの人手が費やされたのでしょう。

よく、人海戦術って言われるけど、現代社会においてもインフラの急速な整備、災害復興のボランティアなど、より多くの人手が必要な場面は少なくないよね。

この、人をどのくらい必要とするかは「要員計画」となるのだけど、とにかく人出が必要な場合と、ある特定の経験やスキルまたはマインドセットを持った人が必要な場面は同じではない。

例えば、飲食店のアルバイトなどそれほどスキルが無くても出来る仕事も人手不足が半端ない。

一方、このところの人手不足の中でもITエンジニアは特に足りないと言われている。

つまり、現在は、量も質も足りていない。

人間は、プロダクトではないから量の問題は解決しづらく、となると、質の問題を解決することに重点を置くべきなのかもしれない。

質の問題の根本にあるのは、事務の仕事をする人が多くいるけど、ITエンジニアの仕事はできないといった需要と供給のミスマッチだから、仕事に必要なスキルを正しく定義してミスマッチを解消するための学習(教育)を行う必要がある。

しかし、スキル獲得だけでは不十分で、仕事をするためのマインドセットが欠かせない。

僕は実はこれがポイントだと感じている。

マインドセットには当然、当人の興味、信条、志向性や内的動機が強く関わってくるのだけど、残念ながら僕たちは未知の物事を実感する力があまり高くない。

要するに実際に仕事をして、初めて知ることってすごく多いのだよね。

経験したことがない人に、経験の意味を伝えることは容易くない、と言うか無理。

だから、少しでも経験を持つことはとても大切で、それは、自分の目線ではない、越境経験なんだよね。


量も質も足りない日本社会。

こうして、僕は、量はどうにもならないから、働く質のマッチングを高めるのが優先課題であり、その課題解決には、スキル教育より越境経験(からの学習)が大切だと思うのです。


はじめはどこから?