日本人の美徳?現場の意識の高さは決して日本固有の仕事に関する美徳ではないだろう。まあ
W杯でのサポーターのスタジアム清掃とかロッカールームの清掃などは海外から驚嘆されるくらいだから日本文化固有のメンタリティなのかもしれないけどね。仕事の美意識にも通じるものがあるようには思える。通りで見かける工事現場にも3S(整理整頓清潔かな?)とか標語が掲げられていてそういった仕事だけじゃなく仕事の環境も含めて仕事に向き合う姿勢は確かに意識が高いと思う、僕が痛切にそれを感じたのは銀行で働いていたとき派遣された外部研修で行った企業診断で訪問した地方の食品関係の会社だった、銀行員は仕事で色々な会社と接点を持つけど基本的には財務データといった定量的な分析から会社の良し悪しを観ている。一方企業診断で一歩現場に足を踏み入れたらどんな仕事でも誇りと責任を自覚して真摯に向き合う現場の社員さんたちがいて、もちろん社長の熱い思いなどもあって定量的客観的に企業を評価する仕事に疑問を抱かざるを得なかった、僕は結局この自分の中の疑問を解消できずに銀行を辞めたのだけど今朝朝ドラ「舞い上がれ」を観ていて久しぶりにその当時の気持を思い出していた。リーマンショックで経営不振の折に社長が急逝し一旦は身売りを決めた社長妻が、現場の働きぶりを観て経営判断を翻意するというものだけど、確かに現場の働きぶりには経営判断を変える力がある、僕もそう思うただ、事業はその働きぶりの現場の結果として経営があるわけで、結果論だからそこはちゃんと判断しなくちゃねと、一人朝ドラにつっこみをいれていたのである。
