データを見て行くと、このドタキャンにも一定の傾向性が出てくるのが面白いところです。おそらく、他社の選考とぶつかったり、すでに内定をもらってしまったりと複数の企業への応募、選考が同時に進むが故の事情があることは容易に推察できるのですが、資質データに違いが出ることからは別の事情が垣間見えます。
それらの事情は概ね以下のようなものです。
1.狡猾で機敏
2.上位志向で自己中
3.飽きっぽくて移り気
4.及び腰で回避
これらの事情を俯瞰すると思い出すのが、サイバーエージェント曽山さんのお話です。それは、サイバーエージェントがネットバブルで急成長、上場した直後にバブルが崩壊して危機的な状況に陥ったとき、会社に残ったのは「謙虚な人」であったというものです。その後、サイバーエージェントでは、全員で「仲間選び」をしているそうです。
1から4の事情は恐らく、誰にも内在するものであり、それは仕事でのパフォーマンスとも関係しています。サイバーエージェントさんでは、「退職」というファイナルアンサーを出した人と出さない人の違いに会社の未来を託す人材像を見いだしました。
組織というのは、得をする場ではなく、苦楽が混在する場ですからドタキャン、辞退、退職、それらのファイナルアンサーを出す前に目の前に示された選択の意味づけをすることが大切なようです。
仲間ならどうしますか?