そこで、冷やし中華麺のパッケージのような伝統的な一品に挑戦です。
まずは、多様性。
錦糸卵、ハム、キュウリ、トマト、もやし、紅ショウガ。
これだけあれば良さそうです。味、食感もそうですが、大切なのは色です。緑、黄色、赤、ピンク、白。すべて、食欲をそそる色です。
次に要件。
皿の真ん中に盛った麺の上に、富士山のようになだらかな傾斜を描くよう、全てが直線的に細長く、できれば同じくらいの長さに揃っていることが好ましいです。
卵はフライパンで薄く平らに焼いたあと、細長く切ります。焦がさないよう余熱で焼くのがコツです。ハムは一度剥がしてから、キュウリは曲がりを考えて切ります。
さて、問題になるのが、トマトともやし。
トマトは薄くは切れますが、細長くするとバラバラ、ぐちょぐちょです。しかし、トマトは個性的でチームには欠かすことの出来ない規格外の存在。個性を活かして切りましょう。
そして、もやし。食感が美味しいのですが、味のないやつです。さっと茹でただけでは、全体の味を薄めてしまうので、酢とゆずポン酢で味をつけ、さわやかさを演出します。
素材の特性を理解してどう活かすか、これは、恐らく料理も組織も同じなのだろう・・・などと考えながら、冷やし中華の山頂に紅ショウガを載せて出来あがりです。
冷やし中華編
1.素材を決め、集める
2.それぞれの素材の特性から、下ごしらえして大きさ、長さを揃える。
3.要件に合い難い強い素材は、逆に素材の存在感を引き出す。
4.特徴の無い素材は、ちゃんと味付けをする。
組織編
1.人材要件を定め、集める
2.それぞれの人材の特性にあわた育成目標や役割を設定する。
3.型にはまらない強い人材は、逆にその人材の存在感を引き出す。
4.特徴の無い人材は、組織風土、文化を薄めないよう組織社会化をすすめる。
この段階で成功が見えている