2016年1月11日月曜日

パラダイムシフトで陳腐化するスキル では残る価値は何?

それまでの常識が通用しなくなる時代に変化、パラダイムシフトは現代の産業におけるテーマであるとともに現実です。

例えば、映画の世界における特撮は、モーション・ピクチャー、ゴー・ピクチャー、コンピュータグラフィックスと中心技術が短期間にパラダイムシフトを起こしています。

人間は、情報の8割を視覚から得ている (五官による知覚の割合は、視覚器官 83%  聴覚 11%、臭覚 3.5%、触覚 1.5%、味覚 1.0%「産業教育機器システム便覧」)と言われますから、映像技術に関する技術へのニーズは大きく、革新のスピードがとても早いのでしょう。

人間は毎秒1100万バイトにも及ぶ情報を受け取っていますが、毎秒40バイトしか処理できません。

ところが、この40バイトを繋ぎ、隙間を埋めて作る私たちの世界のリアリティに対して、最新のCGでも多くの課題があるようです。

それだけ人間の感覚は鈍感なようで、敏感なのですね。

こいうした技術の転換は、人の保有するスキルを陳腐化させます。

実際、映画「ジュラシック・パーク」ではCGの登場でゴー・ピクチャーエンジニアの仕事は奪われたそうです。

しかし、彼は恐竜の生態研究をライフワークとしていたため、解雇されることはありませんでした。

つまり人材の価値としては、映像技術よりも差別性の高い専門知識とそれをさらに探求しようとする態度に価値があったことがわかります。

この例を考えるに、スキルに勝る価値とは、物事への深い造詣や本質の思索、こだわりであるようです。


モーション・キャプチャ的状況 って、これ誰?