例えば、海外経験があって英語が出来るとして、その言語力を活かせる仕事っていうことなんだろうけど、誰でも出来るアルバイトの延長みたいな仕事以外で新卒の能力を活かす場面ってピンとこない。
だって、仕事の能力って実務経験を通じて獲得される統合的能力であって、エクセルのVlookupが使えます、みたいな個別能力の世界じゃないもの。
だから、「自分の能力を活かせる仕事」とか言われちゃうと対人、対業務、対社会などなど多くの個別能力を統合してどんな力を発揮してきたのか確かめなくてはならないし、それを行えば、甘く見ても95%が採用レベルに到達しない。
5%っていう数字は統計の世界では異常値ってことだ。
これは新卒だけじゃなく中途もいっしょだけどね。
だから、キャリアセンターや大学生のキャリア支援(就活支援)を行っている人は学生に
「自分の能力を活かせる仕事」と考えることは就活で不利に働くことをしっかりと伝えて欲しいよね。
もうすぐ18採用が始まるけど、応募者は主体的キャリアデザイン(自身の価値観に則り社会性と経済性を両立させる仕事経験の設定)において現状と目標のギャップをどう克服していくのか、そのプロセスで組織にどう貢献するつもりなのかがはっきりしていると良いでしょう。
もちろん、多様な価値観を持ち合わせることが若者の特権でもあり、新卒採用に魅力なので単一の価値観に自己限定しないことが前提になる。
多くのことに興味と好奇心と関心を持ちそれぞれに自分の価値観を保有することが望ましいよね。
なんとなく大学、学部学科を選ぶのと違い、仕事って具体的に社会と自分の関係を明らかにすることだから応募者は能力を活かしてもらうことより自己責任をしっかりと果たす主観的キャリア観で望んで欲しいと思います。
その先に何を見る?
