2017年12月14日木曜日

プロジェクトの森に待っているのは学習か苦難か

プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性(明確な始まりと終わりがある)のある業務である。


僕の会社で仕事と言えば、間接業務を除いて100%がプロジェクトだ。

だから、全ての業務プロジェクトリーダー(マネジャーではないところがポイント)が居ても一人のリーダーが数多くのプロジェクトを同時に回している。

いつ見てもその働きぶりには頭が下がる。

冒頭の定義をもう少し具体的にすると、プロジェクトとは有期性、独自性の他に、今までに経験を持たぬ新しいチャレンジがある不確実性(リスク)、時間の経過とともに詳細になってくる段階的詳細化がその特徴だ。

要するに始めて見なけりゃわからないけど、納品は必ず待っているのだ。

この対極にあるのが「定常業務」で、決まった手順に沿って仕事をすることだね。

「定常業務」は習熟や仕組みによって効率が上がるから、計画的に生産性を上げたければ、出来るだけ「定常業務」を行うのがよろしい。

さて、この教育にプロジェクトを活かすのがPBL(「課題解決型学習、Project-Based Learning」)だね。

文部科学省は、大学教育改革のためにアクティブ・ラーニングを推奨しており、その一環として課題解決型学習をあげている Wikipediaより

とあるように、数年前から大学でも積極的に取り上げられている。

ただ、最近の大学生は良好な人間関係を築くのは上手いけど、こういった学習があまり上手でないという話も聞く。

僕の会社がプロジェクト100%なのは、定型サービス提供型ではなく、顧客固有の課題解決型であることが大きく影響しているのだろう。

プロジェクトマネジメントを要するような長期、もしくは大規模なプロジェクトではない、小規模なプロジェクトの実施は手際よく走り抜けるのがポイントである。

一方で、プロジェクトが林立して森になっている場合は、走り抜け続けるタフさが必要で人によっては望まない鍛練になる。

「定常業務」が激減するVUCAやAIの時代にあって、残る業務はプロジェクトだ。

そんなプロジェクトの森に飛び込む人に待っているのは、学習だろうか、苦痛だろうか・・・


森の中